2011年7月16日土曜日

ヒルガオ



ヒルガオ
(昼顔)

 駐車場の土手でたくさん花を咲かせていました。
 よく見ると清楚で美しい花です。

万葉人もこの花を好んだようで、
容花(かほばな)
 として、歌に詠まれているそうです。
  
高円(たかまど)の 野邊(のべ)の容花(かほばな)
面影(おもかげ)に  見えつつ妹(いも)は  忘れかねつも

 大伴家持(おおとものやかもち)が
大伴坂上大嬢
(おおとものさかのうえのおおおとめ)に贈った歌で、
「高円の野辺の容花のようなあなたの面影が忘れられない」
という意味だそうです。
『容花』は燕子花・木槿・昼顔などにあたると
言われていますが、昼顔説が最有力ということです。

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